馬の背から下りて10年。  

4月になって10日が経ちました。

突然思い出した!

3月末で私が乗馬をやめて丸10年が経ちました。

今でもたまに夢を見ます。
退会したのにタダで勝手に馬に乗っているという場面が出てきます(爆)。

乗馬を始めたのが1998年の9月。
サイレンススズカ、グラスワンダー、エルコンドルパサーの史上最強のGⅡ、毎日王冠の数週間前。



1998.10.11 東京11R 毎日王冠 (GⅡ) 芝1800m

それから9年半乗りました。

初めて馬房から馬を曳いて出した時の感動は今でも忘れられません。
いきなりバンブーアトラス産駒の大型馬でしたから驚きました。

最初はダク(軽速歩)の乗り方から習っていきます。
馬の背で鐙に立って座っての繰り返し。
『何やってんだろ、アホクサ』と思いながら耐える。

競馬場のパドックで大人しく歩いている馬をイメージして乗馬を始めてみた人は、この段階で恐怖心に勝てずやめていきます。
それは男性でも女性でも同じ。

それを越えるとキャンター(駈歩)です。
始めは鞍に座ったままのキャンター(駈歩)なのですが、イチニイサンのリズムで腰が捻られて腰痛になりました。

次にキャンターを育成動画の坂路を走る時のようにツーポイント(尻を浮かして鐙に立っている状態)で乗ります。
最初は自分の重心をどこに置けばいいのかわかりませんでした。
それがわからないうちは軽く銜を掛けて、銜、鐙、自分の腰で三角形を作るようにしてバランスを取っていましたが、慣れてポジションがわかると銜を掛けないでも乗れるようになってきました。

週末馬に乗り、月曜日は全身筋肉痛。
重い(ズブい)馬に乗れば、下半身で推進するので下半身が筋肉痛。
軽い馬に乗れば、行きたがる馬を抑えるので上半身が筋肉痛。
心地良いを遥かに通り越した破行するぐらいの筋肉痛でした。

馬に蹴られ、踏まれ、噛まれ、尻っ跳ねで落とされて、整形外科に何度も行きましたわぁ。
幸い大きな怪我がありませんでした。

尻尾で眼球を叩かれて傷付いた時は完治するまでに3年ぐらい掛かりました。
花粉の時期になると修復された部分が花粉でヤスリのように削られてしまう。
涙が傷にしみて痛かったです。

脚が横腹に触れただけでぶっ飛んでいく軽い馬。
鞍上を落とそうとする馬。
躓く馬。
突然横に走る馬。
立ち上がる馬。

何度馬に殺されるかと思ったことか(冷汗)。


私と同時期に乗馬を始めた人はほとんどやめてしまったようです。

サラリーマンを辞めて乗馬の指導員になった人。
自馬会員になった人。
美浦トレセンで追い切りに乗っている人。
そして私の嫁になった人(笑)。








九十九里浜をギャロップで疾走した時の馬の背中は今でも忘れません。

今でもキャンターの手前は上から肩を覗きこまないでも合っているかどうかぐらいわかるつもりでいますが、どうかな(笑)。
まァ、今後それを確かめてみることはないと思いますけどね。

馬に感謝、人に感謝です。


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黒いテンパレートシル産駒  

種馬を引退して10年以上が経ったでしょうか、テンパレートシルという種馬がいました。
産駒で一番多くの賞金を稼いだのはヒロストラート、重賞を勝ったのは京成杯(1995年)のマイティーフォース。
馬主はサンデーレーシングがまだ日本ダイナースクラブだった頃のことです。
マイティーフォースはフジキセキと同じ歳です。

私の中でテンパレートシル産駒というと、マイティーフォースの1歳下の全弟ロックホルトです。
第1回NHKマイルカップに出走しました。
なぜロックホルトを覚えているかというと、馬券で儲けさせてもらったというだけなんですけどね。


乗馬クラブに1991年生まれのテンパレートシル産駒がいました。
父テンパレートシルは芦毛でしたが、この馬は青鹿毛で真っ黒でした。
個人馬主から美浦の某厩舎に預託され、3戦して掲示板に載ることなく未勝利で終わり、乗用馬になりました。

競走成績は別として、初心者も乗れる大人しい馬でした。
15歳ぐらいになっていたかなぁ、それがある時期に突然おかしな馬になってしまいました。
もちろん元から騙馬でしたよ。
記憶がだいぶ薄れてきましたが、人を乗せるのを拒むということではなかったと思います。
人間の扶助を拒否し暴れて手の付けられない状態になりました。
まァ、仲間内では冗談混じりに狂ったと言っていました。

馬がおかしくなってから私が乗った時、常歩でもダクでも駈歩でも突然止まってしまい、表現が悪いですが蹴ろうが叩こうがビクともしないという状態になりました。
これではレッスンにならないということで、円形の馬場で調馬索を付けて追い鞭で回してもらいました。
メリーゴーランド状態ですわ。
今更これをやられるのかと思いましたが、仕方ないですね。
銜を掛けて脚で馬体を締め、腰を入れてなんとか駈歩を維持していましたが、馬が突然にピタッと止まりました。
そして崩れるように。。。落馬。
私の腕も脚も力を込めていたので棒のような状態で踏ん張ることができず、遠心力に負けてしまい落ちてしまいました。

そのテンパレートシル産駒は、私が乗馬をやめた頃には一時期よりはまともになっていたと思います。
その後どうなったのかはわかりません。

2歳馬の2月15日の更新でカラベルラティーナの14の情報を見てそのテンパレートシル産駒のことを思い出しました。
馬仲間が出資していますし、私も最後まで悩んだ馬なので心配です。
詳細がわからず、続報がいつあるのかもわからないので不安でしょう、お気持ちお察します。


2015年募集馬見学ツアー カラベルラティーナの14

競走馬なんて上手くいかないことがほとんどで、金を出して心労を買うようなもの。
ほんとやってられませんね。


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アカゾナエ  

先日entryしたアダムスブリッジのことで乗馬仲間と連絡を取り合ったのですが、そこでまた新たな情報を聞きました。
昔、私が乗馬をやっていた時に指導していただいた方が独立して乗馬クラブをオープンしたとのこと。
なんと、そのクラブの場所がウチから車でチョットのところでした!!

近いうちに見に行ってみます!
久しぶりに馬に乗ってみますかね(笑)。


その流れて今日は乗馬の話です。

昔と言っても10年ちょっと前の話ですが、乗馬クラブにアカゾナエという名前の馬がいました。
元競走馬で、現役時も同じ名前でした。

[地] アカゾナエ
1997年4月20日生 牡馬 42戦0勝
父:カツラギエース
母:ロータリーフローラ(BMS:ホリスキー)



私が乗っていたころは7歳前後だったでしょう。
(自馬ではありません)
脚元が丈夫ではなかった馬でしたねぇ。
確か、蹄の状態が良くなかったと思います。
障害ではなく馬場のレッスンで使われていました。
記憶がだいぶ薄れてきましたが、鞍上が何もしないで乗っているだけなら問題ない馬なんですが、スイッチがたくさん付いている馬で、そのスイッチに触れるもんなら大変なことになっていました。
何度落とされると覚悟して乗ったことか。
競馬では全然ダメでしたが、乗馬では良かったですよ。


いろんな馬がいましたね。
私が乗っていた頃は、まだアングロアラブの元競走馬がいましたね。
サラブレッドの元競走馬では、昔のダビスタに出てきた馬にも乗りましたよ。
「こんな動かない馬がよく新馬勝ちしたな」とか「4勝もよくできたな」とかね。
まァ、いつも最後は「武豊が乗って勝てなかった馬が、オレが乗って動くわけない」というオチですが(笑)。


今年のNHK大河ドラマは真田雪村(信繁)。を主人公にした『真田丸』なんですね。
大河ドラマはやっぱり戦国時代をやると視聴率がいいんですねぇ。

我が家の日曜20時は『世界の果てまでイッテQ!』なので『真田丸』は一度も見たことありませんが。

まァ、私がアカゾナエが『赤備え』だと気が付いたのは、真田の赤備えではなく井伊の赤備えなんですけどね。


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外乗あれこれ  

11月に入って秋もめっきりと深まってきましたね。
久しぶりに外乗の話を書いてみます。

と言っても私が乗馬をやめて今年の春でもう8年が経ちましたし、このentryは10年以上昔の話になるので外乗に行こうと思っている方の参考にはならないと思います。

10月18日。
日曜日はいつもテレ東のモヤさまを見ているのですが、この日のテレ東は野球の日本シリーズを中継していました。
たまたまチャンネルを合わせたフジTVで、各都道府県出身の芸能人が地元自慢をするという番組をやっていました。
千葉県はふなっしーが九十九里浜で馬に乗っていたんですよ。
ちなみに、ふなっしーの中身は千葉県出身者じゃないということですし、また馬に乗っていたふなっしーの中身が本物か偽物かはわかりません。

チラッと前振りを見た感じではウエスタンだったので、九十九里浜でウエスタン乗馬というとサンシャインステーブルスだろうと思ったらやっぱりそうでした。
私も一度乗りに行ったことがあります。

こんな感じです。



馬にとっては迷惑な格好ですが、騎座面の深いウエスタン鞍なのでこんな格好をしても簡単には落ちません。



番組でも映っていましたが、乗馬クラブの施設が海のそばにあるので、馬場で軽く馬を動かしてからそのまま砂浜に出ます。
従順で良い馬たちでしたよ。
広くラチのないところを駈歩で走るので面白いですが、いろんなところで乗った経験のある方には正直物足らないと思います。

九十九里浜は砂浜でサーファーが寝ていることあるんですよね。
気を付けてはいてもハッと驚くことがありました。


次はKMなんとかかんとかという乗馬クラブです。
クラブの名前をいろいろ調べたんですが、わかりませんでした。
サンシャインステーブルスよりも北、スパ&リゾート九十九里 太陽の里の近くにありました。
こちらは一度乗りに行き、もう一回と思っていましたが、行く前に私が乗馬をやめてしまいました。

この乗馬クラブは砂浜から少し離れた田んぼの中にありました。
ですから、砂浜までは馬運車(5分程度)で移動しました。
その馬運車は日本馬匹などが使っている大型バスを改造したデカイやつです。

キャロットの育成中の画像、動画を見て乗り役さんの姿勢、拳の位置がどうのこうのと書いているので自分の騎乗姿勢を見せるのは恥ずかしいのですが、こんな感じです。
脚が前に流れているのでカッコワルイ。



この時、初めてギャロップで乗りました。
直線で2ハロン程度だったのですが、最高に気持ちよかったです。
外乗の最後にオーナーから「「好きなように乗っていい」と言われ、キャンターで3頭で並走するような形になり、真中にいた私が少し出遅れ、両サイドの馬が内に寄ってきたので「このままでは前が詰まって終わる」と思い、馬を追ったらギャロップになりました。
キャンターの3拍子とは明らかに違い、あのスーッと流れていく感じとスピード感は今でも忘れません。
もちろんハロン何秒のペースかはわかりませんが、ゴーグルを付けていないととても目は開けていられませんでした。

その日はアグネスタキオンが勝った皐月賞の日(2001年4月15日)でした。
KMなんとかかんとかという乗馬クラブは、美浦トレセンの某厩舎で調教助手をやっていた人が経営していた乗馬クラブでした。
クラブハウスのTVでシンコウカリドの勝負服が千代田牧場の黄色等々の話をしながらレースを見たので覚えています。

ふつう外乗で使う馬は、先導役のクラブスタッフが手を挙げたら勝手に止まるオートマチックな馬がほとんどなんです。
ですがここの馬は美浦トレセンから来たタマが付いたままの若い馬。
ヤバかったですよ。
馬が鞍上を落そうとして人が乗っている状態で首を前に伸ばし、騎乗者の重心が前にあり腰が浮いている状態で尻っ跳ね。
誰も怪我をしなかったから良かったですが、一緒に行った乗馬仲間は2名落馬して放馬。
九十九里浜で放馬したらどうなるんだろうか思っていたら自分で戻ってきましたよ(笑)。

戻ってきた馬は「このままじゃ客を乗せられない」ということで、オーナーとクラブスタッフが乗ってギャロップで併せ馬。
馬が疲れて収まったところで客が再騎乗。
なかなかないですよ、こんなハチャメチャな外乗は(笑)。

ですが最高に面白かったです。


山梨の外乗も何箇所か行きました。
この写真だけでどこの乗馬クラブが使うコースかわかる人にはわかるでしょうね。
パディーフィールドです。
岩がゴロゴロで片側が斜路のコースを駈歩で登って行くという、馬が躓いたら大怪我をしそうな外乗でした。
観光客は走り寄ってくるし、もう大変。
まァ、富士山は綺麗でしたよ。




おまけ。
外乗で馬を振り分ける際、技量を見る(馬場で駈歩テスト)乗馬クラブならば話は別ですが、自己申告制で「この中で一番上手いのは誰ですか?」と聞かれた時は手を挙げないほうがいいですよ。
ヘタに手を挙げると、一番厄介な馬があてがわれ、楽しめずに終わってしまいます。


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全日本障害馬術大会  

先週日曜の夕方にNHKで12月7日に行われた『第66回全日本障害馬術大会』を放送していましたね。
ご覧になられた方はいらっしゃいますか?

まァ、私も放送されること自体は知らず、たまたまテレビ番組表で嫁が見つけて教えてらったんですけど。
私の馬が勝ってもそのレースは見ないくせに、こういう番組は見るんですよ(笑)。

この番組を見たからといって「馬に乗ろう」とは思いませんでしたが、良い刺激にはなりました。


会場は大阪の杉谷乗馬クラブでした。

ここは競走馬の乗馬への転用調教もするんですよね。

私の馬仲間の乗用馬の馬主さんが持っている馬もここで調教されたそうです。
競走馬時代はマチカネの馬で、栗東の沖厩舎にいた馬でした。
キャロットでも沖厩舎預託馬が募集されたことがありましたが、元々ノーザンF生産馬があまり走っていない厩舎ですからねぇ。
キャロットの馬もダメでしたね。

沖厩舎というと、渡邊薫彦元騎手が調教師試験に合格したそうですね。

2015年度 調教師免許試験合格者



応援幕を見て思い出しましたが、マチカネケンコンとマチカネイッテキという馬もいましたね。

マチカネワラウカドとマチカネフクキタルのセットのようには活躍しませんでしたが、馬券を買った思い出があります。

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