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オジュウチョウサンの耳覆い  

久しぶりに馬具の話です。

馬に被せるメンコ。


2018.9.17 中山9R 白井特別 (3歳上1000万下) 芝1800m  ラッシュアタック

昔、白いブリーフみたいなシルクジャスティスが好きでした。
なんとか仮面みたいなヤツ(笑)。

そんなことはど~でもいいか。


馬にメンコを被せるのは、馬にパドックや本馬場入場で耳に余計な音が入るのを遮る耳覆いを付けたり、ブリンカー(遮眼革)を付けたりする時。
障害競走ではメンコがズレて目を覆ってしまう可能性があるので、目の部分の穴を大きく開けたメンコもあります。
オジュウチョウサンのはノーマルですね。


ちなみにですが、ネオリアリズムは2016年のマイルチャンピオンシップではメンコを被っていました。
その次走となった香港マイルではメンコを被らせずに 耳栓 を使いました。
レースでは耳栓を外しました。

香港マイルのレース2日前の金曜日。
予定されていたパドックのスクーリングは、報道関係者の申請が多く慣らすつもりが悪影響になることが予想されたのでキャンセルされました。
その年の春、モーリスが勝ったチャンピオンズマイルの3倍の申請があったそうです。
近いところでバシャバシャやられたらシャッター音に反応してしまいますよ。
なお、レース当日のシャティン競馬場のパドックは、日本と違って場所取りの敷物を敷いている人も張り付いて写真を撮っている一般人もいません。


entry1012 香港国際競走2016 ネオリアリズム(競走結果)


先日買った『Number 964 2018/11/8 秋競馬。王者の挑戦状』にオジュウチョウサンの特集記事がありました。
オジュウチョウサンのこと、馬主さんのこと、馬名のこと。
面白かったです。

馬主の長山さんはサッカーボーイから始まり、ジェンティルドンナ、オルフェーヴルを持っていたという方。
一口馬主ではなく、三冠馬の複数口馬主さん。
そのあたりのくだりもNumberに書いてありました。



一応書いておきますが、長山さんと面識はありませんから。


Numberの記事を読むまで知らなかったのですが、オジュウチョウサンは転厩馬だったんですね。

個人馬主の馬じゃなかったらオジュウチョウサンのような3歳秋時点の成績では地方出戻りはありませんし、オークションもあるかどうか。
社台・ノーザン系のクラブ馬だったらこうはなりませんね。
日高のクラブだと3歳未勝利馬を引っ張ってその結果オジュウチョウサンのようになるケースもあるでしょうか。


オジュウチョウサンは出資馬のヴァイトブリックと同じ、美浦の和田正一郎厩舎の管理馬。
ヴァイトブリック(ヴァイスハイトの16)を出資する時、いやいや新馬戦を大差で勝つまでは『ダメならオジュウ・コースで』と思っていました(苦笑)。
オジュウ・コースと言っても障害GⅠをバンバン勝つようにということではなく、あくまでも活路を障害でということ。


2018.10.14 京都3R 2歳新馬 ダ1800m
※キャロットクラブWEBサイトより転載(クラブより転載許可を得ています)


このオジュウチョウサンはホーカーテンペストが出走した東京ハイジャンプ(J・GⅡ)の時についでに撮ってありました。


2017.10.15 東京9R 東京ハイジャンプ (J・GⅡ) 芝3110m

この画像を見て『あれっ?』と思いませんか?
メンコに耳覆いが付いています。

レースでは耳覆いが付いていません。


※JRAレーシングビュアーの映像をキャプチャ

パドックの画像にある耳覆いの下にベロが付いているのがわかりますか?
たぶんマジックテープで付いているのをどこかのタイミングで外すのでしょう。


Numberの記事によると、石神騎手の提案で5歳春(2016年3月)の障害オープンから耳覆いを外したそうです。
レース中に加速を促す ”舌鼓”(ゼッコ:舌打ち) が馬に伝わっていないと思えたとのことで。
結果は2着でしたが、変身の予兆を感じたと。

その次走から連勝が始まりました。

詳しくはNumberを買って読んでください。
オジュウチョウサンが南武特別を勝ったこと、その後の予定のことは長くなるのでこのentryでは触れないでおきます。


私が障害のコース走行をするようになって間もない頃のことを思い出しました。

馬を御せない、障害に真っすぐ誘導できないから舌鼓をする、それに反応して馬がどんどん加速し余計にコントロールできなくなる。
馬の動きについて行けないからタイミングが合わない、それが馬への意図しない指示になってしまう。
馬にとっては迷惑な鞍上だったでしょう。

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キャンセル馬検討と折り返し手綱  

今年度の第1回キャンセル募集の応募期間は29日の正午から30日の正午まで。
29日の深夜に応募しておきました。

当落発表は30日の夕方だと思っていましたが、来週月曜日(4/2)の夕方なんですね。
MEMBER'S INFORMATIONをしっかり読んでいなかったので応募後に知りました。

今日全部書いてしまおうかと思っていましたが、週明けまで引っ張ります。

ですから応募した馬はまだ発表しませんよ。


落選する確率が99.9%以上での選別作業ですからねぇ。
詳細な作業はやっていません。

その中で以下の7頭が残りました。
バイラオーラの16プロミネントの16は第1次募集で落選した馬です。

【牡馬】
 NO.19 ヴィッテルスバッハ/ケイティーズジェムの16
 NO.41 ガルヴィハーラ/ポロンナルワの16
 NO.50 エングレーバー/マルティンスタークの16
 NO.73 エスコビージャ/バイラオーラの16


【メス馬】
 NO.38 プロスペリティ/プロミネントの16
 NO.59 ラバーズケープ/ヒカルアモーレの16
 NO.74 ファクトゥーラ/カニョットの16



挙げた7頭の中でも、近況と静止画・動画をしっかりと確認した馬もいれば、ほとんど見ていない馬もいます。

その過程でファクトゥーラ(カニョットの16)の動画が気になったので書いておきます。
静止画のほうがわかりやすいですね。


2018.2.9 更新
※キャロットクラブWEBサイトより転載(クラブより転載許可を得ています)

何かおかしいと気付きましたか?

気付いたら ↓ をご覧ください。
-- 続きを読む --

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サーブルオールの銜  

ブログを開設した当時にユニバーサルビットについてentryしました。
再度ユニバーサルビットについて書いてみます。

なぜ再度書くかというと、10/5に更新されたNF天栄で調整中のサーブルオールの画像を見たら、クロス鼻革とユニバーサルビットを使っていたからです。


※写真はクリックすると大きくなります。
※キャロットクラブWEBサイトより転載(クラブより転載許可を得ています)。


ユニバーサルビットのノーマルな状形は、銜環の下側の○が銜環にめり込んだような形状をしています。

2013年8月に更新されたジェットブラックの写真のが普通の形状です。

※キャロットクラブWEBサイトより転載(クラブより転載許可を得ています)。

わかりにくいでしょうから写真を拡大してみました。


しかし、サーブルオールに使われているのはペソアビットの下側2つの○のうち、1つの○を取ったようなキレイな○が付いているタイプ。
ユニバーサルビットと書きましたが、実際は下側の○が1つしかないペソアビットなのかもしれません。


水勒銜は銜環に直接手綱を繋ぐため、手綱を引いた際に銜環が回ることで遊びがあります。
ユニバーサルビットは銜環の上下にある○に頭絡と手綱を繋ぐので、手綱を引く力がダイレクトに銜に伝わり、水勒銜と比べると小さい力で馬を制御できます。
つまり掛る馬、前進気勢の強い馬に効果的。


サーブルオール、8月末に更新されたNF天栄の坂路を駆け上がる動画では、スタート直後は顎を引いて潜っているように見えました。
これは前進気勢が強いため、銜で馬の前に作られた壁を頭が追い越している状況。
上手く説明できませんが、分かっていただけるでしょうか。

道中は頭頚を屈撓し自らグッと銜を取って駆け上がっています。
動画では銜が何なのかは確認できませんでしたが、この時もたぶんユニバーサルビットを使っていたんじゃないでしょうかね?
銜に向かってグイグイ来るところがある馬なので抑えるのが大変なのでしょう。


昨日、10/24にもNF天栄の坂路を駆け上がる動画が更新されました。
今回も銜の種類はわかりません。
今回はも潜ったような姿勢にはなっていませんが、乗り役の頭がガックンガックンと上下し、今年の夏に短期免許で来日した香港の某ジョッキーのようになっています。
もの凄い行きっぷりで抑えるの大変そうです(汗)。
時計は、14.0-12.6-12.8 3F39.4 10/11(火)。


鼻出血を発症した馬ですから、ストレスを感じさせないように走らせることが大事。
復帰緒戦は結果も大事ですが、無事に走り終えることも大事です。
期待しています。


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海外競馬の馬券  

先週末に行われた凱旋門賞で、初めて海外競馬の馬券が発売されました。
買おうかと思いましたが、スプリンターズSの馬券も買わないし、実物の券が残るわけでもないですからね。
残るのは買ったという記憶だけ。
別にいいかなと思い、止めました。

マカヒキは残念な結果でしたね。
ルメール騎手を見て『あれ?腰の位置が高いな』と思って見ていたら、道中掛かってしまい、末を無くしたそうですね。

もし馬券を買っていたらたくさん買いませんし、マカヒキポストポンドを絡めて買っていたでしょうし、買わなくて正解かな。
まァ、実際に買うとなると、どうしたかはわかりませんが(笑)。


勝ったのはR.ムーア騎手が乗ったA.オブライエン厩舎のファウンド
A.オブライエン厩舎は3頭出しでワンツースリー。
さすがR.ムーア騎手ですねぇ。
マイルCSでネオリアリズムにどう乗ってくれるのか、楽しみです。


A.オブライエン厩舎の3頭ですが、全頭に胸ガイを付けていたことに気づきましたか!?




馬の頭(頭絡・天井)に付ける馬具というと、銜、鼻革、メンコ、ブリンカー(遮眼革)、シャドーロール(シープスキンノーズバンド)、リップチェーンなど。
馬の頭に付ける馬具は馬を制御するためのものですが、胸ガイはそれらとは違い、鞍が左右にズレたり、後ろにズレたりするのを防ぐための馬具です。

スロー映像で流されたゴール前でファウンドを追うムーア騎手の派手なアクションを見ると、胸ガイを使うのが納得できます。


最近はまともに競馬を見ないのでよくかりませんが、高野厩舎がよく使うイメージがあります。
オクターブユニゾンクルーガーに使われていました。

オクターブユニゾンは2歳7月のデビュー戦(454kg)では付けていませんでしたが、5戦目となった3歳1月のレース(466kg)から9戦目の3歳4月レース(470kg)までは胸ガイを付けてしました。
9戦目のあとに鼻出血を発症し、4ヶ月後の8月のレースが最後になってしました。
そのレースでは484kgで胸ガイを使っていませんでした。
馬体重の増加により馬体に幅が出て鞍がズレなくなったのでしょうね。
なお、クルーガーは3歳の京成杯の時に一度だけ。


2013.2.9 小倉4R 3歳未勝利 芝1800m オクターブユニゾン
※キャロットクラブWEBサイトより転載(クラブより転載許可を得ています)。


まァ、パドックで馬を見て『今日は肢巻(バンデージ)を巻いていない』とか『今日は胸ガイを付けてない』とか気にする人は、いないでしょうが。


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リップチェーンを付けたまま乗り運動  

サーブルオールが出走したニュージーランドTの2つ前のレース、野島崎特別を勝ったアカネイロについて書いてみたいと思います。

馬具の話はちょこちょこといろんなentryで書いていますが、今回はリップチェーン (lip chain)(別名:ガムチェーン)です。

フリーダムベル(カメリアローズの14)について entry767 キャンセル馬、検討馬4頭 において、育成中にリップチェーンを付けて乗られているんじゃないか?と書きました。


※写真はクリックすると大きくなります。
※キャロットクラブWEBサイトより転載(クラブより転載許可を得ています)。

パドックでリップチェーンを付けて周回している馬はよく見ますが、果たしてリップチェーンを付けて乗り運動をすることがあるのか不思議でした。
それが解決しました!


リップチェーンは、上唇と歯茎の間に鎖(チェーン)を通し、革紐を頭絡の耳の後ろ側にある部分に引っ掛けて止めて使うんだと思います。
『馬の意識を口に集中させて、興奮を抑制するために用いる馬具』ということですが、馬は鼻ネジをすると脳内麻薬物質が分泌され気持ちが良くなるっていうじゃないですか、近い場所なのでそれと同じ効果があり馬が大人しくなるんじゃないかと思いますがどうでしょうか?
また、馬が暴れたりした際に鎖が歯茎に食い込むと痛みを生じるので、馬が大人しくなるという原理を使ったものならば、それって。。。いや、なんでもありません。


2015.1.24 中山5R 3歳未勝利 芝1600m プルガステル


2014.2.2 東京9R 箱根特別 (1000万下) 芝2400m ヴァーティカルサン

パドックで騎手が騎乗後は馬を曳いているスタッフが外してチフニー(ハート銜)のようにタスキ掛けするのが一般的ですよね。




野島崎特別の返し馬でのアカネイロがリップチェーンを付けたままでした。
自分の出資馬以外の馬も見ておくべきですね。


2016.4.9 中山9R 野島崎特別 芝1800m

レースでは外しています。
ゲート裏で輪乗りを行う時に厩舎スタッフが外すんでしょうね。



アカネイロの出資者のまことさん、改めておめでとうございます。


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