エピカリスの右前肢蹄  

キャロットクラブはこのとろころ悪い流れができているので、最悪のケースも想定していました。
そこまで考えていたのは私だけかもしれませんが、そういう思いだったので正直なところ着順云々よりも安堵という気持ちが強いです。

UAEダービーからレパードSまでの出走取消を含むレース結果は、出資者が思い描いたであろう最悪のパターンになってしまいました。
おまけに今後の競走馬生命を左右する爆弾を右前肢蹄に抱えてしまいました。
右前蹄は先のある3歳馬の蹄じゃないですよ。
まるで故障を抱え騙し騙し使っている古馬の条件馬の蹄です。

レパードステークスを勝ったローズプリンスダムは2015年サマーセール(1歳市場)に上場されました。
右前肢蹄がクラブフット(前方破折)だったこともあり、150万円からスタートし320万円で取引されたそうです。
スポーツ報知】2017.8.9 【こちら日高支局です・古谷剛彦】ローズプリンスダムのレパードS制覇できょうだいへの期待高まる


まめぞうさん がレパードステークスのパドックでエピカリスの右前蹄の写真を撮ってくださったので紹介がてら書いておきます。
Twitter等にも画像がありましたが、まめぞうさんの写真のほうが鮮明だったので新たにいろいろなことがわかりました。

entry1242 蹄機作用 で書いたのですが、蹄鉄の蹄踵部(蹄の後ろ端部)に当たる部分(鉄尾)は、蹄に荷重(馬体重)が載り左右に広がる蹄機作用を邪魔しないように蹄釘を打ちません。

エピカリスの右前肢の蹄鉄を見ると、蹄鉄の真ん中に左右に桁が渡してある鉄橋蹄鉄。
そして蹄鉄の蹄踵部に当たる部分(鉄尾)を切り短く加工してあります。
そのため、蹄踵部は直接地面に接します。
これは裂蹄、蹄踵狭窄、挙踵などの対処方法です。

桁の前側は樹脂が充填され蹄鉄の表面とフラットな状態。
桁の後側は蹄叉が見えないまでに樹脂が充填されています。
蹄踵部は本来丸くなっているはずなのが、形を成しておらずボロボロに見えます。

昨年10月のプラタナス賞で撮っておいた画像と比較してみてください。



2016.10.15 東京9R プラタナス賞 (2歳500万下) ダ1600m

その時のentry entry950 競走結果(16.10.15)エピカリス でも書いていましたが、本来ならばきれいな蹄叉をしている馬です。


レパードステークスのクラブ提供画像は、まさかのコレ。
パドックの写真は撮る角度にもよりますが、ほとんどのものは四肢の先まで写っています。
なぜ今回はこれを選んだのか?
意図的、姑息過ぎて笑うしかないです。


2017.8.6 新潟11R レパードステークス (GⅢ) ダ1800m
※キャロットクラブWEBサイトより転載(クラブより転載許可を得ています)。


ベルモントステークスを出走取消になった経緯は、今も何も公表されていません。
こうなってしまった原因ですが、ベルモントでの削蹄ミスだけではこうはならないと思うんですよねぇ。
最終追い切りを行い、その翌日に不安発症でした。

ネオリアリズムの現状と同じで、削蹄ミスだけならば蹄の角度が変わって影響が出るのは腱や筋です。
ドクターストップが掛からなかったら使うつもりだったのですから、腱や筋に影響は出ていなかったのでしょう。
また、腱や筋に影響が出ていれば、帰国してすぐにレパードステークスを使うという話なんてできません。

ベルモントで蹄に今回と同様の処置がされたのかはわかりません。
あそこまで蹄を埋めて扁平にしてしまうと、スパイク鉄を履かせても効果は期待できないでしょうね。
ベルモントパークは左回り。
もし左前の蹄だったら出走取消にされる前に自ら出走回避になったんじゃないでしょうか?


蹄自体にここまで影響が出るの原因は削蹄ミスではなく他の何かがあるはずです。
いくら白い蹄が弱いといってもね、これだけの馬ですから関係者は最新の注意を払い、特別扱いだったと思います。
ここまで蹄が崩壊するのを放置するわけがない。

私なりに故ディック・フランシンスでも考えないような三流小説の筋書きを考えてみましたが、事実だったら抹殺されるので書かないでおきます(爆)。


レパードステークスに話を戻します。
蹄底をあそこまで埋めて蓋をしてしまうと右前のグリップが効きません。
レース中、突如右斜め前にスペースができてもそこに突っ込めと言っても無理でしょ。
まっすぐ走らせることしかできなかったんじゃないですかね?
それでの3着ですからね、よく走ったと思います。
悲観する内容じゃかなかったと思いますよ。

今後は天気と馬場(右回り、左回り)を選ぶことになりますね。
右前のグリップが効きませんし、水が浮く馬場だと滑ってミスステップを起こしてしまいます。
レパードステークスが左回りじゃなかったら復帰初戦になっていなかったと思います。

秋田さんが今年後半の最大目標は中京競馬場で行われるチャンピオンズカップ(GⅠ)と言ったのもそういうことでしょう。
スポニチ】2017.7.11 エピカリス、レパードSで復帰 秋は海外遠征自重し国内専念

次走は選ばれれば左回りの船橋競馬場で行われる日本テレビ盃(GⅡ)になるでしょうね。
勝てばJBCの優先出走権がもらえますが、今年は右回りの大井競馬場で開催です。
まァ、日本テレビ盃も台風シーズンですからどうなるかわかりません。


今後も競馬を使える状態ならば使うと思います。
ベルモントステークスもそうなんですが、馬を競馬に使える状態にするのが牧場および厩舎スタッフの仕事です。
競走馬ですから当たり前のことです。
しかしです。
現状、待ったを掛ける人は関係者には存在しないということでしょうか?

ベルモントステークスにしても、レパードステークスにしても、緘口令が敷かれていたんでしょうか?
マスコミは蹄の状況に触れませんでした。
不自然すぎる。

今日の締めはこの曲で。

Musica de El Padrino / Tema de amor


ポチッと押していただけると嬉しいです。

category: ●出資馬2014年産

tb: --   cm: 4

Entry Calendar

メニュー

最新記事

最新コメント

カテゴリ

月別アーカイブ