ベルプラージュ号、引退  

こんばんは。
月曜日の夜に香港から帰国しています。

観戦記を準備しているのですが、まだまだ時間がかかりそうなので、先にこれをentryしておきます。




ベルプラージュ、来年春の引退時期を待つことなく引退ということになりました。


■ベルプラージュ
父:キングカメハメハ / 母:ベルフィーチャー(BMS:アグネスタキオン)
5歳 メス 2011年2月2日生まれ
厩舎:美浦 尾形充弘厩舎
生産:追分ファーム(安平町)
育成:追分Fリリーバレー


25 戦 3 勝 (3-4-0-1-2-15) 1000万下
募集総額:2,000万円
獲得賞金:3,185万円
一口価格:5万円
一口当り賞金:8万円
控除前回収率:159%
勝率:12% 連対率:28% 掲示板率:40% 8着入着率:68%

※データは一口馬主DBより転載。


募集馬カタログ写真
※キャロットクラブWEBサイトより転載(クラブより転載許可を得ています)。


2012年 募集馬見学ツアー


ベルフィーチャーは、13戦して3勝で特別勝ちは無しでした。
勝利数はベルプラージュと同じですが、一度も掲示板を外すことなく、戦ってきた相手はライヴコンサート、オセアニアボス、タマモホットプレイという重賞勝ち馬や重賞常連の馬たちでした。
ベルフィーチャーは、引退後に会報で中尾秀師がコメントしていたように、脚が曲がった馬で元々体質の強くない牝系です。
ベルフィーチャーは両前肢に深管骨瘤を発症しましたが、500万下の身で秋華賞の特別登録を検討されたほどの期待馬でした。

娘のベルプラージュは、2歳の6月東京でデビューし4着。
中1週の福島競馬に出走し2着となり、左トウ骨遠位端剥離骨折を発症。
やっぱりやってしまいました。
もし母と同じ厩舎だったら、慎重に使っていたのかもしれません。


3歳の夏に北海道で勝浦騎手を背にダートで未勝利、500万下と連勝。
勝浦騎手がこの馬に乗ったのは、明け4歳の2015年1月、初日の出賞が最後になりました。
それからは吉田豊騎手が主戦に。
吉田豊騎手が所属していた大久保洋吉厩舎が2015年2月末に解散し、大久保洋師が尾形充師に吉田豊騎手を乗せてくれうように頼んだということですが、まァ、これがベルプラージュの運の尽きですわ。
500万下は勝ちましたが、ベルプラージュに乗って17戦1勝。
それだけの数を乗れば終いにキレる脚が無いのはわかりそうなもんですが、毎回判を押したかのようにゲートの出が良くても下げて内ラチに張り付く競馬。
最後のレースもベルプラージュ1頭だけ内ラチ沿いを走っていました。

尾形充師は、勝ち上がりが期待できた3歳未勝利馬ラレッサングルにはルメール騎手を乗せていましたが、掲示板がやっとのベルプラージュは吉田豊騎手が乗れるレースを選んでいるかのようなレース条件に一貫性のないレース選択。
クラブコメントで綺麗事を並べても、結果がすべてですよ。


私が尾形充弘厩舎の預託馬に出資したのは、シルククローチェ(元キャロット、ハイネスライン半弟)、フットライト(バリングラ近親)に継ぐ3頭目でした。
シルククローチェの扱いが良くなかったんですよ。
しかし、フットライトはどうしても出資したい馬だったのでシルククローチェのことに目を瞑って出資しました。
フットライトは未勝利を勝って山元トレセンに放牧に出されそこで屈腱炎を発症しまそした。
まァ、故障原因は厩舎ではなく山元トレセンだと思っていますので、ベルプラージュの出資判断には影響しませんでした。

それでもね、ベルプラージュでもう一度尾形充弘厩舎の馬に出資するかどうかとなった時、そりゃあ悩みましたよ。
ベルフィーチャーの仔じゃなかったら出資していませんよ。


ベルプラージュ、今年の春は5/8の立川特別を最後に休養に入りました。
特に体がどうこうということではなかったのですが、1000万下では家賃が高く掲示板があるかどうかというのが現実の馬。
厩舎としてはそんな馬よりも3歳未勝利馬を勝たせるほうが重要なのはわかります。
しかし、夏に走る馬を休ませ3歳未勝利戦が終わり寒くなり始める10月末から使い出して『秋競馬も始まって少し経ちましたし、少しずつではありますが気候も秋色に映り変わってきています。今週は少し暑くもなっていますが、そろそろ始動していこうと思っていましたので今週あたりに入れることを考えていたんです』と、よくまあとぼけたこと言う爺さんだなぁと思いますよ。


尾形充弘厩舎は調教師の定年で2018年2月末に解散します。
ノーザンF生産のクラブ馬はもう預託されていません。
あの蜜月関係だったシルクの馬も、ノーザンF生産馬は預託されていません。

キャロットからの預託4頭のうち、NF生産馬はカインバティックとラレッサングルの2頭。
最初は、タイヘイ牧場生産馬をセレクトセールでノーザンレーシング名義で購買されたフットライト
そしてセレクトセールでクラブ名義で購買されたラレッサングルが最後。
その前がベルプラージュで、ベルクラージュの預託は追分Fの”身内”の伝手だったんじゃないですかね?
預託馬を見れば、牧場、クラブ、厩舎の関係がわかる人にはわかるんでしょうね。


ベルプラージュの1歳の出資からこれまでの経緯です。

【2012年 1歳】
 11/30 両前脚に疲れが溜まりやすいところがある
【2013年 2歳】
 04/19 第一回産地馬体検査を受検、JRA競走馬登録ならびに尾形充厩舎との預託契約完了
 05/16 追分Fリリーバレーを出発しNF天栄に移動
 05/22 美浦トレセンに入厩
 06/05 ゲート試験合格
 06/23 東京05R 2歳新馬 芝1600 吉田豊 4着
 07/06 東京05R 2歳未勝利 芝1200 吉田豊 2着
 07/11 左トウ骨遠位端剥離骨折が判明しその日に除去手術(全治6ヶ月)
 07/18 NF天栄へ移動
 07/23 追分Fリリーバレーへ放牧
【2014年 3歳】
 03/20 NF天栄から美浦トレセンに帰厩
 04/27 福島06R 3歳未勝利 芝1000 吉田豊 2着
 05/17 東京04R 3歳未勝利 芝1400 吉田豊 10着
 05/20 NF天栄へ放牧
 07/02 函館競馬場へ入場
 07/19 函館05R 3歳未勝利 芝1200 勝浦 9着
 07/22 札幌競馬場へ移動
 07/27 札幌03R 3歳未勝利 ダ1700 勝浦 2着
 08/09 札幌03R 3歳未勝利 ダ1700 勝浦 1着
 08/31 札幌08R 3歳上500万下 ダ1700 勝浦 1着
 09/03 美浦トレセンへ移動
 09/27 新潟09R 柏崎特別 (1000万下) ダ1800 勝浦 6着
 10/01 NF天栄へ放牧
 12/10 美浦トレセンに帰厩
【2015年 4歳】
 01/04 中山09R 初日の出賞 (1000万下) ダ1800 勝浦 12着
 01/25 中山09R 初茜賞 (1000万下) ダ1800 北村宏 7着
 02/14 東京09R テレビ山梨杯 (1000万下) 芝1600 吉田豊 7着
 02/18 NF天栄へ放牧
 04/01 美浦トレセンに帰厩
 04/25 東京12R 4歳上1000万下(牝) 芝1400 吉田豊 5着
 05/17 東京09R 秩父特別 (1000万下 牝) 芝2000 吉田豊 5着
 06/07 東京07R 3歳上500万下 ダ1600 吉田豊 6着
 06/10 NF天栄へ放牧
 07/29 美浦トレセンに帰厩
 08/29 新潟07R 3歳上500万下 ダ1800 吉田豊 2着
 09/20 中山08R 3歳上500万下 ダ1800 蛯名 10着
 10/04 中山06R 3歳上500万下 ダ1800 吉田豊 1着
 10/07 NF天栄へ放牧
【2016年 5歳】
 01/13 美浦トレセンに帰厩
 02/07 東京12R 4歳上1000万下 ダ1600 吉田豊 7着
 03/05 中山08R 4歳上1000万下(牝) ダ1800 吉田豊 6着
 03/21 中山09R 鎌ケ谷特別 (1000万下) 芝1600 吉田豊 12着
 05/08 東京12R 立川特別 (1000万下) ダ1400 吉田豊 11着
 05/11 NF天栄へ放牧
 09/29 美浦トレセンに帰厩
 10/23 東京12R 3歳上500万下 芝1600 吉田豊 11着
 11/12 東京07R 3歳上500万下 芝2000 吉田豊 7着
 11/26 東京12R 3歳上500万下 芝1400 吉田豊 15着
 11/30 クラブWEBサイトで引退発表
 12/02 JRAの競走馬登録を抹消



JRAの競走馬登録を抹消された日と、来年2/1に開催されるJS冬季繁殖馬セール2017の上場申込締切日が同じだったんですよ。
まァ、JRAの競走馬登録を抹消されないうちに上場申込はできるようですから。
ちなみに、同じくJS繁殖馬セールに上場されたプーカの場合、上場申込締切日は引退レースの日より前でした。
もし勝っていれば上場取り下げになっていたのでしょう。

なんかね、嫌な予感がするのでクラブに確認してみました。
繁殖馬として追分ファームで供用される形で北海道に移動済みということです。
ですが、馬の所有権は牧場に移っているため、用途および繋養地については変更になる可能性があるとのこと。
つまり今後についてはわからないというこことです。

母ベルフィーチャーの仔がキャロットクラブの募集馬になったのは初仔のベルプラージュだけです。
それ以降の産駒は牧場関係者の名義やセレクトセールで売却、そして他のクラブの募集馬になりました。
また、競走馬となった産駒も能力はあるのですがまともな競走馬になっていない状況から、今後ベルプラージュが売られてしまっても仕方がないと思っております。

母同様に初仔だけはキャロットに来る可能性はありますね。
それに近年追分ファームからキャロットに提供される馬はデビューできるかどうかという馬が多いですからね。
そういう意味でも期待しないでおきます。


ベルプラージュ号、夢をありがとう。
さようなら。
ベルフィーチャーから始まった夢の続きを孫で見られたら良いのですが。


2015.10.4 中山6R 3歳上500万下 ダ1800m


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category: 引退のお知らせ

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コメント

はじめまして

はじめまして。いつも楽しく拝見しております。

私もベルプラージュに1口ですが出資してました。
ここ1年半くらいは迷走というか方向性のブレが残念でしたが、なんだかんだでいろいろ楽しませてくれたなぁと思っています。思い出深い馬です。

現役馬ではエピカリスもご一緒です。
ひとまず次走予定の府中が楽しみですね。
その後の予定はどこの国で走るのか未知ですが・・・

今後ともよろしくお願いします。

まめぞう #- | URL
2016/12/15 01:32 | edit

お疲れ様

香港遠征お疲れ様でした。
結果としては9着でしたがネオくんの来年の目標や
楽しみができたと思います。
なにげにシルクのパンフ見てたら、23がモーリスの全弟で
掘厩舎でした。昔からは考えられない募集パンフですね?笑

尾形厩舎といえばグラスワンダー!今年のモーリスの香港での
活躍を見てもその血が繋がっていくような夢を感じます。
その先生も引退ですか・・・
ベルプラージュ号お疲れ様でした。

もうすぐ有馬記念ですが、あのスペシャルウィークとグラスワンダー
の鼻差の決着が忘れられません!興奮したなぁ・・・
今年はキタサンの武が1周回ってお祭り歌って終わりかな?
つまらないグランプリになりそうです。(^^;

パレス #PMoz9hdc | URL
2016/12/15 09:25 | edit

■まめぞうさん。

はじめまして、コメントありがとうございます。
ベルプラージュに関してはこの1年ぐらいは愚痴しか書いていないので、恥ずかしいです(汗)。

ベルプラージュは、私にとってキャロットで初の母馬元出資馬ですから、やはり特別な馬でした。
母を超えることはできませんでしたが、無事に繁殖馬になれるので夢が繋がりました。

現役馬ではエピカリスがご一緒ですか!
良い馬をお持ちですね。
次走は2月のヒヤシンスSですね。
その次はUAEダービーというレールは敷かれているようです。
そのために全日本2歳優駿回避ですから、勝ってもらわないといけません。

ブログを拝見しました。
過去の馬では、プーカやヴァーティカルサンがご一緒だったんですね。
今後ともよろしくお願いいたします。

ブログのURLを書いていただいたのでリンク登録をさせていただきます。

濱田屋 #YowB97Mg | URL
2016/12/16 00:40 | edit

■パレスさん。

香港に行ってきましたよ!
結果は残念でしたが、12年前の思いが成就できたので達成感はあります。
次回は勝ちたいです。

シルクね、カタログもWEBサイトも昔のほうがセンスが良かったですね。
シルクがGⅠを勝てない理由はソコじゃないでしょうか?

グラスワンダーはシンジケートが解散し、ブリーダーズからビッグレッドに移動しましたね。
種馬としても現役は続行するようですが、あそこに行っても良い結果はでないでしょう。
種馬としてはアベレージタイプではなくホームランバッターだと思っていましたが、数少ない産駒からとんでもない跡継ぎが出てくれました。

グラスワンダーが競走馬を引退する時、ネットで厩舎が尾形充ではなく藤澤和だったらもっと走ったと言われてましたよね。
その当時はそんなことないと思っていましたが、今はそうだったかもしれないと思います(爆)。

濱田屋 #YowB97Mg | URL
2016/12/16 00:42 | edit

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