ネオリアリズム、エピカリスの春(2)  

続いて豪州からの招待について。
2/6にキャロットクラブからドンカスターマイルクイーンエリザベスSに予備登録したというアナウンスがありました。

スポーツ報知によるとドンカスターマイルクイーンエリザベスSの2戦から招待状が届いているということですが、ドバイのゴドルフィンマイルに予備登録しなかったことから、選ぶとしたらクイーンエリザベスSになるんじゃないでしょうかね?
サトノクラウンにもクイーンエリザベスSの招待状が届いているそうなのでどうなるか?


4月1日および8日に行われるザ・チャンピオンシップス開催に予備登録した日本馬はこちらに書いてあります。
招待状が届いた馬と、自費での出走を希望する馬とが一緒に書いてあるのかも知れません。
なお、ザ・チャンピオンシップス開催の予備登録は有料です。
日刊スポーツ】2017.2.6 ザ・チャンピオンシップス登録締め切られる

JAPAN STUDBOOK】2017.1.20 2017 豪 クイーンエリザベスステークス (GⅠ)、シドニーカップ(GⅠ)、ドンカスターマイル (GⅠ)、ザ BMW (GⅠ) の登録要綱


豪州おいて開催される国際競走に参加するために日本から輸出される競走馬の検疫は、以下のとおりです。
目標レースの1ヶ月以上前に検疫厩舎に入ることになりますが、クイーンエリザベスSだと無理な日程ではないですね。

 日本で輸出検疫(2週間)
 豪州で輸入検疫(2週間)
 競走後に豪州で輸出検疫(5日間)


実際に日にちを想定してみるとこうなります。
 2/26 中山記念後に直接検疫厩舎へ(翌27日は休日の為移動不可でしょう)
 3/14 2週間の輸出検疫明け、夜の便で豪州へ
 3/16 豪州に到着後、検疫厩舎へ
 3/30 2週間の検疫明け


これでドンカスターマイルを使うのは無理があります。
まァ、同時期にドバイと豪州の2各国への遠征はスタッフの手配が無理で、サトノクラウン、アルバート、フォギーナイトと一緒にドバイへ行くことになるのかもしれません。


2016.12.11 沙田4R 香港ヴァーズ サトノクラウン


堀師は豪州で兄のリアルインパクトにGⅠを勝たせましたから、豪州競馬のノウハウもある。
また、リアルインパクトはシャトル種牡馬として人気しているようですし、弟もGⅠを勝つことがあれば更に人気するでしょう。
馬産地ニュース】2017.1.25 リアルインパクトが帰国

2頭の母トキオリアリティーはリアルインパクトを生んだ2008年の8月にディープインパクトを種付けされました。
もし腹の仔(バランカデルコブレ)を宿したまま豪州に輸出されていれば、2010年にネオユニヴァースを種付けされませんし、ネオリアリズムは存在しないことになっていました。
これはジェットブラックも同じケースで、母ハルーワソングのマーティンボロも2008年の8月にディープインパクトを種付けされた仔です。
豪州に縁があると言えばあるんです。

【追記】
JRAから『ザ・チャンピオンシップスおよびザBMW』の日本馬予備登録のニュースがありました。

JRA NEWS】2017.2.7 2017オーストラリア「ザ・チャンピオンシップス」およびザBMW(G1) ~日本馬が予備登録~


次に香港。
今の段階で春3戦目を考えても無駄なことでしょうが、堀師はそこまで考えているでしょう。
それが香港なのかはわかりませんが、返す刀で4/30の香港クイーンエリザベスⅡ世カップ(GⅠ)の参戦はどうでしょうか?
もちろん、これも招待されればの話になります。


香港 沙田馬場

春2戦目がドバイになるか豪州になるかわかりませんが、3戦目も海外競馬となった場合、一旦日本に戻すかそれとも戻さないで転戦するのか?
空輸も馬の負担になりますが、それよりも検疫が大きな問題になるでしょうか。

豪州から香港クイーンエリザベスⅡ世カップ(GⅠ)へ出走する場合、中2週になります。
これは昨年のマイルCSから香港マイル出走時と同じです。
豪州で競走後に輸出検疫が5日間という日程も同じ。

兄リアルインパクトは、豪州遠征中に香港チャンピオンズマイル(GⅠ)への予備登録が発表されました。
今回はその時よりも厳しい日程になるのですが、リアルインパクトの時も豪州から香港への転戦が想定されていたのではないでしょうか?
また、豪州から香港へ輸出する場合の検疫がどうなのかわかりませんが、豪州は香港競馬の”馬の供給源”ですから、検疫は軽いんじゃないでしょうか。

■リアルインパクトの2015年春
 2.09 中山競馬場の検疫厩舎へ入厩(2週間)
 2.10 ドンカスターマイル(GⅠ)に予備登録
 2.24 日本出国
 2.25 豪州へ到着(輸入検疫 2週間)
 3.21 ジョージライダーS(GⅠ) 1着
 3.27 チャンピオンズマイルの予備登録を会員へアナウンス
 4.04 ドンカスターマイル(GⅠ) 2着 ※悪天候により4/6へ順延
 4.15 成田空港へ到着、競馬学校へ移動し1週間の輸入検疫
 4.21 NFしがらきへ移動、3週間の着地検疫
 5.03 香港・チャンピオンズマイル(GⅠ) ※予備登録だけ
 5.15 美浦トレセンへ帰厩
 6.07 安田記念(GⅠ) 12着


なお、昨年のモーリスはチャンピオンズマイル(GⅠ)の後、競馬学校で輸入検疫、東京競馬場の検疫厩舎で着地検疫を行い、安田記念に出走しました。
輸入検疫中も着地検査中も馬場入りはできましたが、併せ馬ができず、単走で調教されました。


2016.12.7 香港・シャティン競馬場

2016.12.9 香港・シャティン競馬場
※JRAレーシングビュアーの映像をキャプチャー


2016.12.11 沙田7R 香港マイル

これはエピカリスも同様で、ドバイのあと一旦日本に戻してアメリカに再輸送するよりも、ドバイから大西洋を横断してアメリカに渡ったほうが馬への負担が少ないのは明らかです。

長くなるの一旦ここで切ります。


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category: 2017 春の海外競馬

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