エピカリスの今後は?  

ベルモントステークス、まさかまさかの展開でした。

エピカリス、UAEダービーの着地検疫が終わり美浦トレセンに帰厩。
出国検疫に入って国内最終追い切り。
それが5/29でした。
この頃になってやっと馬の状態が上がってきたように感じました。

6/1に予定より10時間遅れで日本を出国したわけですが、出国時のトラブルは大きな影響はなかったと思います。

現地時間の6日朝に最終追い切り。
問題が出たのはその翌日、7日の午後でした。

日本に情報が届いたのは日本時間の8日(木)の昼頃でした。

クラシックエンパイアの回避が発表され、機運が上昇してきたかと思っていたら状況が一気に暗転。

万全に見えたが、実はそうではなかったということでしょうか?

行ったからには勝ってこいと期待したものの、今度は出走回避を願うことに。
まァ、エピカリス陣営が使えるというのならそれでも使って欲しかったという意見もあるでしょう。

果たして本当に使える状況だったのか!?


結局、蹄の挫跖なのか原因は他にあるのか”右前肢破行”以上の情報は出ませんでした。

消炎剤(鎮痛剤)を投与してまで使おうとする必要があったのか?

 6/7 消炎剤ブタドリジン、フェニルブタゾン”ビュート”を投与
 6/8 ケタブロゼンを投与
 6/9 投薬無し、アイシングのみ


ちなみに香港競馬の場合、出走7日前にはビュートの使用をやめなけれなばらないとのこと。
つまり、薬漬けのアメリカだから出走可能だったということ。
今回はJRAの獣医も立ち会っていましたよね。
もし日本で同じ状況が起こっても出走できたのか?
JAPAN STUDBOOK】2008.2.8 香港国際競走におけるアメリカ馬の不振(アメリカ)【開催・運営】


今回はスパイク鉄を使用。
日本で使う蹄鉄とアメリカの蹄鉄では釘孔の数が違う、それも影響しているのだろうか?
レースは接着装蹄で挑む予定だったとか。
蹄は釘を打てないほどに敏感になっていたのでしょう。

最終追い切り以降は馬場に出てキャンターはおろかダクも踏まない、人は乗せてはいるが厩舎での常歩による曳き馬だけで『力を出せる状態』と言われてもね。
人間が背に乗っているのに曳いているということは、尋常ではないと思う。
その画像はコチラ↓
競馬ラボ】2017.6.10 【ベルモントS】エピカリス乗り運動で調整 萩原師「力を出せる状態」

パドックで馬を曳いている状況と比べてもらえればわかると思いますが、頭絡に手を掛ける位置で曳いている。
ほんとに自発的に歩けていたのか?

また、レース中継を見た方はわかると思いますが、アメリカの競馬では本馬場入場は出走馬の横に誘導馬が付いており、誘導馬の乗り役が出走馬を捕まえているので返し馬は行われません。
エピカリスの脚が保つかどうかは、本番の一発勝負でした。


レース当日朝の馬体検査に立ち会ったのはノーザンF、JRA、エピカリス陣営が任意に選んだ現地の獣医2名、そして主催者NYRAの獣医、計5名。
その画像はコチラ↓
競馬ラボ】2017.6.10 【ベルモントS】エピカリスが出走取消

今回は回避でも英断でも勇断でもありません。

主催者側の獣医によるドクターストップ、出走取消です。

主催者として出走させるわけにはいかないと判断されてしまったということです。

それが残念でなりません。


エピカリス、15日に帰国とのこと。
スポニチ】2017.6.12 【ベルモントS】エピカリス 当日朝に無念のドクターストップ

私の想定ですが、今後は以下のスケジュールになると思います。
 6/15 帰国、JRA競馬学校へ移動
 6/16~6/20 JRA競馬学校で輸入検疫(5日間)
 6/21 NF天栄へ移動
 6/22~7/12 着地検疫(3週間)



ドクターストップを掛けられた時点での状況がほんとに『前脚の炎症は決して深刻な問題ではなく、ほぼ出走できる状態でしたが、時間が足りませんでした』だったのならば、 『8/6 新潟11R レパードS (GⅢ) ダ1800m』 を使うことはできるでしょう。
しかし、帰国してみると輸送による疲れや別の何かが現れるというのは想像できます。
復帰緒戦は秋以降になるんじゃないですかね。


UAEダービーを勝ったサンダースノーは、次走のケンタッキーダービーで競走中止。
しかし復帰緒戦となった愛2000ギニーでは勝てないまでも2着と好走。

もしベルモントステークスを使っていればエピカリスは終わっていたかもしれません。
しかし、使わなかったことで新たに次に向かって進んで行くことができます。


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category: 2017 ベルモントS

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コメント

>今回は回避でも英断でも勇断でもありません。主催者側の獣医によるドクターストップ、出走取消です

2日前まで鎮痛剤使ってる人間(おまえら)に2400M全力で走れるのか?しかもなれない異国の地で、と私は聞きたいですね、走らそうとしてた人達には・・・それがファンド(一応一口は金融商品です)の適切な運用というならこれからきっとすべてのクラブの馬は状態関係なく目先の賞金目当てで強制出走になるんでしょうね。

そんな無理をさそうしてた訳ですから帰国してもしばらくは休養を希望ですね。。。絶対ダメージもあるでしょうから時期は決めず、最悪年内休養ぐらいでも構いませんので全回復してから復帰希望です。

firstroad #- | URL
2017/06/13 01:26 | edit

■firstroadさん。

今後脚部不安の原因が公表されるのか?
会員の金で遠征したのですから説明責任はあると思いますが、まァ、されないまま終わるでしょう。

今日のニュースですが

ハリル監督 試合会場のアナログ時計修理を要請「選手が混乱したら、どうするんだ」
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6243131

こういうニュースを見ると、詳細な報告がないのでエピカリス関係者が現地をどこまでチェックしたのか疑問点は残ります。
過去の海外遠征で日本から装蹄師を連れて行かなかったから現地の装蹄師に任せて蹄がおかしなことになったということがありました。
まさか今回もそれじゃないのかと勘繰ります。


ファンドについてですが、クラブはファンドとして運用と考えているでしょうが、現場はどうでしょうかね?
トレセンの厩舎は『ファンド?何それ?』、牧場は『そうらしいな』程度の認識じゃないでしょうか。

海外遠征についてはノーザンFの主導。
日本国内での番組選択は、クラブから『(調教師が明らかに適条件ではレースを使うと言われた場合)使わないでくれ』と止めることはあっても『(広告塔として重賞を)使ってくれ』ということはないそうです。
まァ、今はクラブの実質的なトップが元NF早来の場長でしょうから、以前とは変わったのかもしれません。
余談ですが、元NF早来場長がキャロットのトップである限りは、募集馬の全体的な質がシルクよりも下がることはないと思います。

つまり何が言いたいのかというと、番組を選んでる側がファンドという認識を持っていないのならば一出資会員がファンドの話をしても意味がないと思うんですよ。
実際、私が一口を始めた時はファンドというものでは無かったので、ファンドという認識はあっても基本的な部分は以前と変わりません。
言い方は悪いですが、牧場と厩舎にいいようにやられてしまう。
馬なんてそんなもん。

乗馬の世界なんて表に出てこないから、もっとえげつないです。


アメリカ遠征は2週間でしたから着地検疫は3週間で終わりす。
しかし実際には60日以上遠征したと同じ3ヶ月の休養になる気がします。

着地検疫期間は他馬と完全隔離、対応するスタッフはエピカリスがベルモントに到着した時のように上下防護服とシューズカバーを着用するはずなんですが、ネオリアリズムは今回の着地検疫期間に見学できたようですし、写真を見たらスタッフも防護服を着ていませんでした。

エピカリスも本当に脚元がすぐに競馬を使える状態ならば見学できるんじゃないですかね?
クラブに見学可能か鎌をかけてみてください。
なんだかんだ言って見せてくれないと思います(爆)。

濱田屋 #YowB97Mg | URL
2017/06/13 22:13 | edit

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