過去の経験  

私の出資馬ではないですが、ファドーグの先週の奥平調教師のコメントを読んでいろいろと思ったことがありましたので書きます。

■ファドーグ

4/2 奥平厩舎
2日は軽めの調整を行いました。
「今週の伏竜Sという選択肢もなかったわけではないのですが、この馬の将来を考えて控えさせていただきました。相手を見るだけでもという理由で登録するのも一つの手だったのでしょうが、人間というものは可能な状況にするとつい実行のほうへ意識も傾いてしまうものです。過去の経験からもそういうことはありましたし、欲はあるけれどここはグッと堪えるために登録も見送らせていただきました。今朝は北馬場なども使ってじっくりと動かしているところで変わりない様子を見せています。進めているうちに苦しい部分が表面化してくるようならば違った対応を考えたいと思っていますが、しばらくは軽く動かすか、プール調教を取り入れてみるなどしていろんな経験をさせてステップアップしていきたいですね」(奥
平師)

※キャロットクラブWEBサイトより転載(クラブより転載許可を得ています)。


奥平先生の言う 『過去の経験』 、私には重いなぁ。

私が奥平調教師と初めてお話をしたのは、シルクのパーティーでした。
厩舎開業直前で奥平姓に改姓する前、まだ斉藤姓だった時です。
お話を伺いに行った時は着席されていたのですが、わざわざ立ち上がっていただき恐縮しながらお話を伺いました。

義理の父、奥平真治厩舎にいたシルクプレアデスのことやメジロのことを聞き、私は当時はまだキャロットの会員ではなかったのですが、エクレールヴィオレを出資入会しようと思っていましたのでエクレールヴィオレのことも聞きました。
嘘も方便ということで、こういう時はキャロの会員であり、エクレールヴィオレに出資済みとして話したほうが手っ取り早いですからね。

この馬は当初石毛厩舎へ入る予定でしたが、奥平調教師と社台Fの関係からか入る厩舎が変更になりました。そのことについても聞いたのですが、変更になって間もないこともありこの馬のことはほとんどご存知ではありませんでした。


エクレールヴィオレは、デビュー5戦目となる2006年4月22日の東京競馬でレース中に右トモ脚を脱臼し安楽死の措置が取られました。
いつもはレース後に馬が戻ってきて地下馬道に消えるのを確認するのですが、この時はそれをしなかったのでまさかこんなことになっているとは思いませんでした。
後肢の故障の場合、馬は止まらずそのまま走ってしまうので、特にゴール直前だとわからないですからね。
そういえば、奥平調教師はそれまでのエクレールヴィオレの全レースでパドックでの最終チェックをしていたのですが、このレースの時はパドックに姿がなかったんですよねぇ。

2006年4月22日 2東1 6R 3歳未勝利 芝1600m 大野騎手
17頭 5人気 6着 442kg




シルクのパーティーから2年後、キャロットのサマーパーティーでシルクのパーティーでのことを奥平調教師にお話したのですが、覚えていらっしゃいませんでした。
まァ、そんなもんですね(笑)。

そしてまた2年後、2009年のキャロットのサマーパーティーで奥平調教師とニードルポイントについてお話をさせていただいたのですが、その際 『ニードルは10歳まで現役』 という
ことだったんですよ。

この年のパーティーは典さんがダービーを勝った年で、パーティーではサインと記念写真を待つ行列ができていたくらいに大人気でした。
そんな状況でも典さんは、私が聞いたこと以上にニードルポイントのことをたくさん語ってくださいました。
パーティー以前にもクラブの情報で奥平調教師から、典さんがニードルポイントを気に掛けているというコメントはありました。
愛されている馬だと実感しましたねぇ。

2006年11月5日 5東2 3R 2歳未勝利 ダ1600m 横山典騎手
13頭 5人気 1着 500kg



2009年3月14日  2中5 12R 4歳以上1000万下 ダ1800m 後藤騎手
16頭 7人気 8着 490kg



その2009年の秋、ニードルポイントは錦秋特別の最終追い切りで左トモ脚を故障し薬殺処分寸前まで行きました。
馬の脚の故障は、後肢に比べ前肢で起こることが遥かに多いのですが、なぜか2頭とも後肢を故障したんですよねぇ。

ところがニードルポイントはクラブの方の努力で例外中の例外で薬殺処分を免れ、今は千葉の乗馬クラブにいます。


ニードルポイント、今日4月8日で10歳になります。


■ニードルポイント

09/11/25 現在 (社台F)
「社台ホースクリニックで傷めた左トモの状態を確認してもらいました。アキレス腱が断裂しているわけではないのですが、靭帯の周りの骨と腱をつなぐ組織がひどく損傷しており、手術することもできない状態です。わずかな可能性を信じて再起を目指してきましたが、現在の状態では乗馬としてもスタートすることが困難という大変残念な診断結果となってしま
いました。初めて見たときから素質を感じていましたし、将来はオープンで活躍できると期待していただけに残念というほかはありません。どこへ行ってもニードルのことを聞かれるくらい、たくさんの方々に応援していただきました。それだけにこのようなことになってしまい、とても辛く残念でなりません。たいへん申し訳ありません」(奥平師)
残念ながら競走馬として復帰は断念することになりました。また、時間をかけて治療を続け生命をとりとめるように努めたとしても、回復の見込みはなく、これ以上の延命措置は馬を苦しめるだけと判断し、非常に残念ながら安楽死の処置がとられることになりました。このようなこととなってしまい、会員の皆様にとりましては大変残念なことと存じますが、何とぞご了承くださいますようお願い申しあげます。なお、本馬に出資されています会員の方へは、後日書面をもってお知らせいたします。


09/11/27 現在 (社台F)
本日、クラブスタッフが社台ファームで現在の状態を確認しました。牧場到着後は激しい痛みにより左後脚を地面につけることができませんでしたが、日が経つにつれて痛みがやわらぎ、両脚でしっかりと立てるようになりました。ここ数日間の様子を見るかぎり、当初考えていたよりも回復が早く、片脚で立つことによって発症の危険性がある蹄葉炎の可能性も低
くなってきました。いったんは安楽死の処置をとると判断しましたが、クラブスタッフと獣医で今一度命の大切さ考え協議を行い、千葉県にある宝馬乗馬学校へ来週移動し、腫れの残る脚元の治療を行いながら、乗用馬を目指すことになりました。数日の間、会員の皆様にご心配をおかけしたことを深くお詫び申しあげます。みなさまの心からの応援が本馬の支えとなりますので、ぜひお会いに足を運んでください。

※キャロットクラブWEBサイトより転載(クラブより転載許可を得ています)。
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category: ●出資馬2004年産

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コメント

奥平先生

奥平先生にはスターミーの仔達(カラベルラティーナ、スターノエル)の姉弟でお世話になっています。キャロット的には不人気になっているみたいですが、個人的には嫌いじゃないですね。まじめな好青年って感じですよね。私や濱田屋さんがからんじゃいけません(爆)

にしてもスターミー仔は他にヒカルアマランサス、カレンミロティックと重賞勝ちもいるのに、うまいこと振り分けられてるんだよな~(笑)

へてきち #- | URL
2014/04/08 17:43 | edit

■へてきちさん。

私はニードル以降は縁が無く、それっきりになっています。
ファドーグはプーカを出資していなかったら出資したかもしれません。

奥平先生はまじめな好青年って感じでしたね。
もう年齢が40歳を越えたので、こっち側の人ですよ(笑)。

はい、確かに絶妙な振り分けですよね。
高見盛も驚きでしょう(爆)。

濱田屋 #YowB97Mg | URL
2014/04/08 22:09 | edit

やっぱり先週の更新でエクレールヴィオレ思い出しますよね・・・
出資してませんでしたが。
あと、出資していたマルチメトリックも3歳春に無理して故障したという点ではこの馬も含まれてるのかもしれないけど。

奥平先生は成績面はさておき(苦笑)、いかにもないい人でパーティーでも人気ですね。私もその1人ですが。
ニードルの後は高額で危なそうな馬が続いていたので出資する機会がなかったけど(5000万のオーヴェルニュは強行して未出走引退でした)
今年はファドーグ・サグレスと2頭がともに勝ちあがってくれて楽しませてもらってます。
それでも、今回はキツいの承知でも使って欲しかったが本音。

RYO #- | URL
2014/04/09 03:07 | edit

過去の経験かぁ‥‥

エクレールヴィオレ、繊細さを感じさせる美しい牝馬でした。
私に一口馬主としての初勝利をもたらしてくれると思ったんですが‥‥。

ニードルポイント、私に一口馬主のイロハを教えてくれました。
勝っても負けても出資仲間と飲んでから帰ることとかも。(笑)

奥平先生あっての一口人生といえるかもしれません。
NG厩舎に挙げる人もいますが、私は好きですよ奥平先生。

稲妻利一 #RPP6IxVA | URL
2014/04/09 03:09 | edit

■RYOさん、稲妻さん。

コメントありがとうございます。

エクレールヴィオレの最後のレースは、出馬投票日の昼頃の更新コメントと投票後のコメントでは、当該週に使わない予定が使うことになっていたんですよねぇ。
レイザストレングスにハナ差負けたレースで勝っていたらなぁ。
と、今でも思いますよ。
あれが私のキャロット初勝利になるはずでした。

ニードルポイントの命が助かると決まった週末、最終レース後のレクチャーまで残っていたニードル仲間で飲みに行きました。
声を掛けたわけでもないのに自然と仲間が集まってねぇ。
レクチャーはあったほうがいいですね。

奥平厩舎をNGにする人は『怪我をせず競走馬を終えた馬が何頭いる?』ということだと思います。
正直私も以前は募集馬リストの奥平厩舎に優先◎を付けていたのが、除外対象×になりました。
近年成績が下降していましたしね。

今はここに書けない『作戦』を実行するために優先◎を復活させていますが。
タイミングよくファドーグに出資していればなぁ~と後悔しています。

今年はまた楽しくお話ができる馬を見つけられたらなぁと思います。

濱田屋 #YowB97Mg | URL
2014/04/11 00:29 | edit

こんにちは。

奥平NGと思っていた私はまさに
>『怪我をせず競走馬を終えた馬が何頭いる?』
でした。

使い方がそれ程悪いとは思っていなかったにしても、出資馬マルチメトリックで残念な最後を体験しましたし、他の馬もね。
あと成績の下降も理由の一つですね。
そういう意味で避けてたのですが、縁あってファドーグに出資、今のところはストレス無く見守ることができています。
これからも怪我なく頑張って欲しいです。

スターミー一族といえば、フルグランはなんで奥平ではなく萩原だったのか。
奥平だったら違う馬生になったのかな・・・と今でも思います。

まこと #GCA3nAmE | URL
2014/04/11 12:41 | edit

■まことさん。

やっぱりそうなりますよね。
若手の調教師が、藤沢厩舎のように馬房の回転率を上げるために『使って外厩へ放牧、調整は外部委託、戻して10日で競馬』をやろうとして失敗し、馬も厩舎も歯車が狂ってしまうってことがよくありますよね。

奥平厩舎の出資馬がいなくなってからは募集開始時に再チェックするくらいで細かくは見ていないので現状はわかりませんけど。
まァ、成績下降はメジロ衰退も影響しているでしょう。

ファドーグはツアーでじっくり馬を見たのでよく覚えています。
余計なことを考えずに出資しておけばよかったです。
これじゃあ何しにツアーに行ったのかわかりませんよね(爆)。

濱田屋 #YowB97Mg | URL
2014/04/12 08:46 | edit

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