今年と来年の『母馬出資者優先権』  

例年年末にentryしている『繁殖に上がった元出資馬』ですが、今年のセレクトセール上場馬をstudbookでチェックしている時に気が付いたことがあるのでentryしておきます。

私が『母馬出資者優先権』を行使できるのはベルフィーチャー(2004年)とリーチコンセンサス(2006年)です。
繁殖馬になった馬は他にもいますが、社台グル―プに残っているのはこの2頭だけです。

追分F繋養のベルフィーチャーは何度も書いていますが、初仔のベルプラージュ以降キャロットでの募集はありません。
もし募集があったとしても競馬を使えるかどうかの状況です。
今年1歳のノヴェリストのメス馬、ベルフィーチャーの15は社台TCで1,600万円(栗東 荒川厩舎)で募集になりました。

そして、今年生まれた当歳馬はワークフォースのメスです。
全兄ベルフィーチャーの14が、ジュエラーの青山洋一氏にセレクトセール当歳で2,052万円で購買されています。

ワークフォースですからねぇ、来年キャロットで募集があったとしても出資するかどうかは微妙ですね。


もう1頭のリーチコンセンサスですが、今年1歳のキングカメハメハのメス馬は『Our Blood ~とびだせ とねっ仔~』で取り上げられているのでキャロットでの募集は間違いないでしょう。
問題は、その下。
今年生まれる予定だった4番仔、ロードカナロアとの仔は残念ながら流産になっています。
初仔から3番仔まで出産から種付け(受胎確認)までほぼ同じ間隔でしたが、4番仔の時は約2ヶ月開いています。
母体の状態がよくなかったのか、種付けを何度か試みてやっとの受胎だったのかもしれません。

 種付日 / 生月日 / 種付雄馬名
 ----------------------------------------
 2012.03.03 / 2013.02.16 / ワークフォース
 2013.03.11 / 2014.02.16 / ハービンジャー
 2014.03.11 / 2015.02.17 / キングカメハメハ
 2015.05.14 / 流産 / ロードカナロア



というわけで、来年は『母馬出資者優先権』を行使できないことが決定的になり、確実に1頭は出資できるということではなくなりました。
(正確には絶対出資できるというルールではありません)
牡馬をメインに出資してきたので、こうなってしまうのは仕方のないことです。
メス馬との相性は最悪ですから。

3歳馬までの性別による勝ち上り率
 牡馬 79% (19頭出資 15頭勝ち上り)※騙馬を含む
 牝馬 27% (11頭出資 3頭勝ち上り)



ということで、来年に向けて今年の募集から作戦を練り直さなければなりません。
じゃ今年メス馬を出資するかというと、もう手遅れ。
今年1歳のメス馬が6歳まで走って3勝以上してノーザンFに残り、産駒が募集されるのは7年後の2023年です。
自分がそれまで一口馬主を続けているかも、『母馬出資者優先』という制度が残っているかもわかりません。




2014年の年末、netkeiba.comの田中哲実さんのコラムにノーザンFの10年間の生産頭数の推移が書いてありました。

netkeiba.com 生産地だより】2014.12.24 2014生産全国馬名簿

ノーザンFおよび白老Fの生産頭数を抜き出してみると、

 ノーザンF 2004年 241頭 / 2014年 455頭 / 1.89倍増
 白老F 2004年 94頭 / 2014年 115頭 / 1.22倍増


社台Fと追分Fを加えたグループ全体の頭数をみると、

 2004年 641頭 / 2014年 1,015頭 / 1.58倍増

ノーザンFで毎年同じ頭数が生まれ、半分がメス馬だとした場合、メス馬は200頭強が生まれます。
この数字を見ただけで繁殖馬としてノーザンFに戻り、残るのがいかに大変かがわかりますよね。
淘汰、繁殖セールに出されて然るべき。
牧場関係者じゃない私でも『無理よ、無理を言わんでくれよ』と思います。


キャロットが『母馬出資者優先』という制度を始めたのは2008年度募集(2007年産駒)からです。
まだノーザンFの生産頭数が増えている段階でした。
その時の対象馬はプレラット、シーザリオ、スペクタルライフの3頭でした。
それが2015年度募集では27頭(中央予定馬)、募集馬の1/3です。

現在の募集馬頭数の性別比はほぼ同じですが、私がキャロットに入会した頃の募集馬は牡馬よりもメス馬の頭数(2004年全50頭 牡17頭、メス33頭)が多く、牡馬は難ありで個人馬主が買わないメス馬を売るクラブという印象が強かったです。
その売れないメス馬を売ろうとキャロットが考えた制度が『母馬出資者優先』だと思っています。
誰に聞いたわけではありませんが、実際そうなんでしょう。

今後、繁殖馬として牧場に戻す条件は今以上に厳しくなるでしょうし、キャロットにとっては良い制度ですが、牧場にとっては迷惑な制度でしかないでしょう。
私は近い将来、『母馬出資者優先』を廃止する時がくると思います。
まァ、『母馬出資者優先』が廃止になってもキャロットの馬は売れるでしょうね。

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category: ★検討データ

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コメント

>私は近い将来、『母馬出資者優先』を廃止する時がくると思います。
>まァ、『母馬出資者優先』が廃止になってもキャロットの馬は売れるでしょうね。

そうなると、出資出来る頭数が減り、楽しみが減ってしまうので、会員を辞めることになるかもしれません^^;

まこと #GCA3nAmE | URL
2016/06/25 20:45 | edit

■まことさん。

私が辞めないぐらいですから大丈夫ですよ。

濱田屋 #YowB97Mg | URL
2016/06/25 21:32 | edit

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