台北旅行 '16 その2 台湾のバイク  

道路を走っているバイクの量でその国の交通事情がわかるそうです。
どういうことかというと、バイクがたくさん走っているというのは公共交通機関が発達していないということだそうです。

ベトナム・ホーチミンほどではなかったですが、台北もたくさんのバイクが走っていました。
バイクといってもスクーターです。
今回の旅行では他のタイプのバイクは見なかったと思います。



台湾のバイクのナンバープレートは3種類のみ、『台北市』『高雄市』、それ以外の『台湾省』なんだそうです。
(今回の旅行では高雄市のプレートは見れませんでした)



近年は漢字の表記がないナンバープレートもあり、それは右端のアルファベットを見れば3つある内のどれかがわかるそうです。




「台湾って中華人民共和国じゃないはずなのになぜ『台湾省』と書くのか?台湾って中華人民共和国の一部か?」と思いませんでしたか?


台湾省を説明する前に、まず中華民国中華人民共和国のことを書いておきます。
やはりこれを書いておかないと『台湾に行ってきました、食べ物は美味しかったです』だけになってしまうので少しだけ触れておきます。
今回台湾へ旅行に行くことになり、今まで台湾という国と蒋介石という人物がよくわからなかったので勉強してみました。

もし台湾の方がこれを読むと、何も知らない日本人がわかったようなことを書くなと思われるかもしれませんが、ご容赦ください。


現在の台湾島は中華民国、大陸の中国は中華人民共和国。
第二次世界大戦(太平洋戦争)当時の大陸の中国は、中華民国でした。
第二次世界大戦終了後、毛沢東率いる共産党と蒋介石率いる国民党との内戦が再発し、負けた蒋介石率いる国民党は当時の中国の首都南京から台湾島の台北に遷都します。
のちに香港に植民地を抱えるイギリスが、共産党が建国した中華人民共和国を承認し、台湾島の中華民国と大陸の中華人民共和国という2つの中国になりました。
台北へ遷都の際に持ち出した美術品が所蔵されているのが、台北の故宮博物院です。



もし、美術品が台北に持ち出されずに大陸に置いたままだったらどうなったか?
1960年代から1970年代に中華人民共和国で起きた文化大革命で木っ端微塵に破壊されていたでしょう。

これは中華人民共和国の紫禁城です。
こちらも故宮博物院という名前ですが、建物自体が文化財で特に美術品は見れません。
写真に写っている側が正門。



よく見る毛沢東の肖像画が掲げられた天安門の側が裏門になります。
2010年の秋に行ったのですが、空はモヤモヤでした。



日本が戦争をした相手は蒋介石率いる国民党の中華民国であって、共産党の中華人民共和国ではありません。
中華人民共和国の政府は大きな顔をして戦勝国と言っていますが、実はそうでない。


前置きが長くなってしまいました。
改めて台湾省についてです。
第二次世界大戦(太平洋戦争)で日本が敗北し、台湾の日本統治が終わりました。
連合国軍の中華民国が台湾に進駐し、台湾島を台湾省として自国領に編入しました。
台湾省という名称は、中華民国にとっては大陸を含めた大きな中国(中華民国)の省の一つ。
結果的に国は2つに分かれてしまい、中華民国の省は台湾省だけになってしまいましたが、大陸の中華人民共和国の省の一つという意味ではありません。


中正記念堂には、椅子に座り口元に微笑みを浮かべた蒋介石の大きな座像あります。



台湾にも二・二八事件から起こった反日の時代がありましたが、現在は親日国です。
その座像の前で日本人観光客は笑顔で集合写真を撮っています。
誰も気にしないのかもしれませんが、それはちょっと。。。ですよね。




政治の話はこれぐらいにしてバイクに戻します。

台北の白バイです。
普通のバイクもあるんでしょうが、警察署の前に停まっていたのはスクーターでした。
白バイと書きましたが、台湾では日本で自転車で行っているパトロールをスクーターでやるようですね。




道路沿いのお店の前はどこもスクーターがきれいに並んでいました。



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